本日お持ち込み頂いたのは西区からお越しのお客様。
「水に落とした後すぐに引き上げて乾燥剤と一緒にジップロックへ
入れていたんですけど、どうも画面の様子が可笑しくて」との事。
早速、詳しい状態と症状を見ていきましょう！

 

液晶内に水分が侵入？修理前のiPhone6s

 

 

こちらが水没復旧修理をご依頼頂いたiPhone6s。
＊印の下の方に白く光ったような長い跡があります･･･
実はこれ水没してしまった際に液晶とタッチパネルの間に
水分が入り込んでしまっている状態なんです(;´･ω･)

と言う事はまだ中には沢山の水が残っている可能性も。
ただお客様が気にされている液晶の不具合はこの跡だけでなく
液晶の映り具合なんだとか･･･拡大して見ていきましょう！

 

 

よく見てみると間隔の狭いボーダーの様な細かい線が見受けられます。
そのため文字の表示が粗く見えていて操作のしづらさもある様子。

幸い水没した翌日のお持ち込み且つ迅速な応急措置のおかげで
画面は表示されている形でした。

それでは端末内部の様子を見ていきましょう＼(^o^)／

 

 

大きな水滴が･･･各箇所に散らばる水没の痕

 

 

こちらが端末内の様子。
大きな水滴がバッテリー(写真左側、黒い長方形のもの)や
バッテリーを繋ぐコネクタをカバーしている部品等にまで
広く侵入してしまっていました･･･(;´･ω･)

各部品の下には基盤が存在しているので其れが一つでも
錆びていたりショートしてしまっていると
再び電源をつけるという行為自体が難しく
最悪の場合買い替えと言った形になる可能性が極めて高くなります。

今回のお客様は乾燥剤と共に水没直後の端末を保管頂いていた様ですが
それでも水滴は存在するという事ですね･･･恐ろしい:;(∩´﹏`∩);:

 

 

 

そして完全に本体から取り外したパネルがこちら。
しっかりパネル側にも水分が付着しておりパネル側に
装着されている各部品も濡れている状態でした･･･

普段は壊れにくいとされているイヤースピーカーでさえ
水没してしまうと壊れてしまう事があるんだとか。

その後、しっかり乾かし水没復旧作業をしている間に
各パーツのお掃除・基盤の洗浄などを行い
最後は更に充分に乾かして作業完了となります(^^)/

それでは作業完了後の端末を見ていきましょう！

 

復旧完了！水没から帰還した6s

 

 

無事、本来の機能はそのままに通常使用出来る状態でお渡し出来ました！
今回修理前に発生していた液晶不良はパネル交換が必要な損傷だったので
お客様に了承頂き新しいものに交換させて頂きました(`･ω･´)

当店ではお時間を頂く修理等に関して追加料金が発生する場合
必ずお客様との確認を改めて行ったうえで作業させて頂くので
思ったより請求金額が高い･･･等の心配もありません(*´ω`*)

その他、ご不明な点等ございましたら当店へお気軽にご相談下さいませ♬

 

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2020年03月29日